仕込み水としてはもってこいの柔らかさ
山口県最西端・下関市の造り酒屋に湧き出る水は、私たち下関酒造の「宝の水」です。
この下関酒造にしかない仕込み水を使い、「関娘」や「海響」などの日本酒は造られます。
下関酒造にしかない理由は、われわれが独自に地下160メートルまで掘り下げて、汲み上げた地下水だからです。
途中には分厚い岩盤があり、その岩までをぶち抜くことはなかなか容易ではありません。
この下関酒造の地下水は、中国山系の伏流水とされます。
厚い花崗岩の岩盤で、信じられないぐらいの時間をかけて濾過された水は、アメリカ式硬度114の中軟水。
仕込み水としてはもってこいの柔らかさです。
ペーハー(pH)は8.0とややアルカリ性。
水の硬さ、pH値ともに、とてもバランスが取れた水です。
下関にも多くの井戸があると思いますが、われわれ下関酒造の地下水ほど、すばらしい水は他にないのではないかと自負しております。
下関酒造 うまい酒作りの原点がここに