下関酒造,煙突,日本酒,海響

大衆に愛される「関娘」

下関酒造の清酒・関娘(せきむすめ)は、1923年(大正12年)の創業以来の代表銘柄。

445人の下関の農家が自分たちの育てた米で、自分たちの飲む酒を造りたいと設立した下関酒造ですから、大衆に愛されるリーズナブルな関娘を造り続けてきました。

下関の「関」と、優しい甘口の酒質をたとえた「娘」を合わせて「関娘」と名付けられたわけですが、実際に昔の関娘は甘い味わいでした。

でも、“甘ったるい関娘”も、昭和の終わりごろまでの話。

かつての面影は一切ありません。

下関の方に馴染み深い晩酌用として流通している今の「関娘復刻版(本醸造)」はすっきり、あっさりの味わいなんです。

「関娘復刻版」は冷やして良し、常温で良し、ちょっと燗(かん)をつけても良しの万能なお酒です。

広島国税局の清酒鑑評会でも優秀な賞を得ています。

ちなみに、関娘の大吟醸は2018年の広島国税局清酒鑑評会の優等賞受賞酒です。

現在の関娘は、酒のプロが客観的な評価を下していただける酒コンテストで高評価を得続けています。

下関酒造 うまい酒作りの原点がここに